転職したばかりなのに、もう辞めたいと感じてしまい、この転職は失敗だった…と落ち込んでしまっている人は、再度、自分の気持ちと向き合ってみることをおすすめします。
前職を辞めた理由は?今の会社を転職先に選んだ理由は?とまずは初心を思い出してみましょう。転職による環境の変化で、心身共に疲れてしまい思考がネガティブになっていることも考えられます。
具体的になぜ、辞めたいと感じてしまうのか、その理由と対処法を紹介します。
また前職に戻りたいと過去を懐かしんでしまい前にも後ろにも進めないで悩んでいる人は是非、最後までご覧下さい。
【転職失敗】入社後すぐに辞めたいと感じる4つの理由
転職に成功したと意気揚々と入社したにも関わらず、すぐに辞めたい…転職は失敗だったかも…と感じてしまう具体的は4つの理由を紹介します。
新しい仕事にやりがいを感じられない
前職の仕事に不満を感じて全く異業種を転職先に選んだ場合には、仕事に慣れることが精一杯ですぐには達成感ややりがいを感じることができない状態でしょう。
社風が合わずにストレスを感じる
仕事のやり方が自分の主義に反していたり、就業後の社員同士の付き合いを強要される場合は、ストレスを感じて辞めたいと感じてしまいます。
人間関係の構築が難しい
中途採用であることで差別を受けたり、仕事へ影響が出るほど人間関係の構築が難しい場合はすぐにでも辞めたくなるでしょう。
採用時に聞かされていた条件と違いがある
給与面や転勤の有無など、採用時と条件と働き始めてから提示された条件とに差異がある場合、不満が溜まってやる気が無くなります。
【本当に失敗?】辞めたい気持ちが治まらない時の対処法
転職が失敗だったかどうか結論を出すのは本人次第です。
どうしても辞めたい気持ちが治まらない場合には、焦って行動してしまうと後悔することもあるでしょう。
辞める決心をする前にやってみるべき対処法を紹介します。
現状の不満点を具体的に書き出してみる
解決策を導き出すためには具体的に今の不満点を書き出して明確化させる必要があります。
前職の時に抱いていた不満が転職を経験して、受け入れる気持ちができることも多いでしょう。
また全く別の不満が出来沸くことも。
すべてにおいて満足できる待遇の会社に巡り合うことは難しいかもしれません。
具体的に不満点を書き出すことで自分の中に隠れた心の弱さが見えて来ることもあります。
失敗ではなく次へのステップにする
転職して働き出してみないとわからなかった事もたくさんあるでしょう。
不満点をみつけても失敗という表現を避けて、経験値のひとつとして捉えてみましょう。
転職先での経験のすべては次のアクションを起こす際の参考事例になります。
リラックスして心身のバランスを整える
ネガティブな思考で頭の中が一杯になっている時は何に対しても悲観的に捉えがちです。
退職から転職までを一心不乱に走って来た結果、気持ちの余裕が無くなっているかもしれません。
上手にリラックスして心身のバランスを整えることで困難を乗り越える力が蘇ります。
転職失敗してしまう人の特徴についてはこちらをチェック!
【失敗しない転職】辞めたいと思わない仕事に対する心構え
仕事に対するモチベーションや考え方がしっかりと固まっていない場合は、転職してもすぐに辞めたいと感じてしまう可能性は高いでしょう。
自分がやりたい仕事に目標や目的をしっかりと持つことで転職に失敗しなくなります。
また、転職してみて前職の会社の良い面が見えて来て失敗したと感じることもあるでしょう。
しかし、退職も転職もすべて自分自身で決めた事です。
転職先で不満が出て来てもすべて経験として捉えることが大切です。
転職について前向きになりたいときはこちらをチェック!
過去の思い出は美しく隣の芝生は蒼く見える
転職したことが失敗だったと感じて辞めたい気持ちが強まる状態はネガティブな感情が引き金になっている場合が多いでしょう。
また不思議なことに、嫌で堪らなかった前職の会社の社風が懐かしく思い出されて、できれば戻りたい…と気持ちが揺れ動いた話も耳にします。
人間の感情の変化として、過去の思い出は美化されてしまい、辛かった記憶は徐々に薄れていくのです。
また隣の芝生は蒼く見えるものです。
辛い環境に居た時は、辞めたい、転職したいと必死で転職活動をしたことも時間が立つと良い思い出として美化されてしまいます。
隣の芝生に憧れて移動してみると、大して青々としていなかった…前の方が綺麗だったと気が付くこともあるわけです。
失敗しない転職を目指すなら、人間の心理として、しばらくの間は気持ちが揺れ動くことを理解しておきましょう。
転職して3か月くらいは頑張ってみることをおすすめします。
それでも辞めたい気持ちが強まるばかりの人は、是非、当記事を参考に次の転職を成功させて下さいね。